ワークフローの効率化
Ambu社は、医師のワークフローを改善したい、そして、命を救うことができる革新的な製品を開発したいという希望を持ち続けてきました。Ambu社の鍵は“イノベーション”と“起業家精神”です。今までも、これからも変わることはありません。
Ambu社のはじまり
1937年、エンジニア Holger Hesseが、Ambu社の前身となるTesta研究所を設立し、個人開業医が血液サンプルを外部の実験室に送ることなく、血中のヘモグロビン量を測定できることを可能にした、最初の血球計数装置を開発しました。
この他、患者さんと医師に変化をもたらす製品開発を進めました。
Ambuバッグ
1956年、麻酔医のHenning Rubenと共同で開発されたAmbuバッグ(蘇生器)は、真の意味で革新的な医療機器の発明でした。これは世界初の自己膨張式人工呼吸器であり、救命救急の歴史において、重要なマイルストーンの1つです。Ambuバッグは、病院と救命救急の領域において、欠かすことができない製品となりました。
成長
60年代から70年代にかけて、故人となったHolger Hesseの妻であるHesse夫人が率いるTesta社は成長を続けました。マネキン、PEEPバルブ、ECGシミュレータなど、重要な製品が発売されました。
70年代後半までに、Ambu社製品に絶大な需要が生まれました。グローバルな流通ネットワークと販売代理店によって、全世界での医療はトレーニング分野における立場が強固なものとなりました。蘇生製品とトレーニング製品の2つのカテゴリに分類されています。
"Ambu"の誕生
1986年、Testa社は、社名をAmbu Internationalに変更し、6年後、証券取引所への上場を果たしたことで、正式に国際企業として評価されました。
電極事業
2001年、Ambu社はヨーロッパ最大の電極メーカーであるMedicotest社を買収しました。この買収により、電極 BlueSensor™が、Ambu社の製品ポートフォリオに加わることになります。
生産拠点をデンマークからマレーシア、中国へと移行し始めたのもこの時期です。
同時期に、Ambu社はシングルユース医療機器の進歩にも注力し始めました。医療施設やいくつかの市場では、シングルユース医療機器への需要が存在しており、シングルユースという特徴は、少しづつ、当社の戦略の一部として統合されていきました。
私たちの今
2009年に、世界初のシングルユース軟性内視鏡を発売して以来、私たちは、シングルユース内視鏡検査におけるパイオニアとなりました。Ambu® aScope™は、患者ケアを向上し、医療従事者のワークフローを改善させ、コスト削減を実現し得る最先端のプラットフォームです。
私たちは常に、画期的なアイデアを推進し、それらを効率的なヘルスケアソリューションへと発展させることで、重要な財産を築き上げてきました。それによって、私たちは、現在、シングルユース内視鏡において、世界最大のサプライヤとして認知される医療機器メーカーの1つとなりました。